「THE MATRIX PATH OF NEO(マトリックス パス・オブ・ネオ)」は、世界中に衝撃を与えた映画「マトリックス」三部作の世界を、自らの手で体験できるアクションゲームです。
2005年に登場した本作は、「ネオを操作したい」と夢見た多くのファンの願いを叶える作品として、大きな注目を集めました。
映画の象徴的なシーンを忠実に再現したステージが多数用意されていて、仮想現実「マトリックス」の不思議な世界観と、圧倒的なアクション表現が見事に融合しています。
物語は、ごく普通のプログラマーである「トーマス・アンダーソン」から始まります。
モーフィアスやトリニティーと出会い、自らの可能性に目覚めていくなかで、やがて人類の救世主「ネオ」として覚醒していく壮大な成長の物語が展開されます。
このゲームの魅力は、映画の再現にとどまらない点にもあります。
映画版の監督であるウォシャウスキー兄弟が直接ゲーム制作に関わり、ゲームならではのオリジナルエピソードに加え、映画とは異なる展開や結末も用意されています。
そのため、映画を何度も観たファンでも、新鮮な驚きを味わえる内容となっています。
この記事では、「THE MATRIX PATH OF NEO」の基本的な内容から、プレイヤーがハマるやり込み要素、さらには実際に遊んだ人たちの感想や評価まで、詳しく解説していきます。
「今からでも遊ぶ価値はあるのか?」「どのような人にオススメのゲームなのか?」といった疑問にも丁寧にお答えしますので、購入を迷っているかたはぜひ参考にしてください。
「THE MATRIX PATH OF NEO」とは?基本情報と注目ポイント

映画「マトリックス」の世界観をもとにした「THE MATRIX PATH OF NEO(マトリックス パス・オブ・ネオ)」は、三人称視点で進行するアクションゲームです。
プレイヤーは、主人公であるネオとして、カンフー、銃撃、そして人間離れした能力を駆使しながら、マトリックスを支配するエージェントたちと激しい戦いを繰り広げていきます。
物語の流れは映画三部作を追体験する構成となっていて、映画のファンであれば思わず引き込まれてしまう内容です。
さらに、ゲームならではの独自の演出や展開も用意されていて、新鮮な感動が待っています。
ではここから、本作の基本情報や魅力的なシステムについて詳しくご紹介します。
対応プラットフォームと価格情報
本作はPlayStation 2、Xbox、そしてPC(Windows)向けに発売されました。
現在では新品での入手は困難ですが、中古市場でソフトを購入してプレイすることが可能です。
対応機種 | PlayStation 2/Xbox/PC(Windows) |
中古価格相場 | 2,000円~8,000円程度 ※メルカリなどではプレミア価格になています。 |
発売元 | Atari(海外版)/メディアカイト(日本語PC版) |
開発元 | Shiny Entertainment |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
映画の興奮をそのまま操作できる革新的なシステム
このゲームの魅力は、映画で観た興奮のアクションを自分の手で再現できる点にあります。
とくに注目すべきは「フォーカス」と呼ばれる能力です。
これを使うと、周囲の時間の流れがスローモーションになり、弾丸をブリッジでかわしたり、壁を走ったりといった超人的な動きが可能になります。
戦闘には様々な格闘スタイルが用意されていて、複雑な操作を覚えなくても、簡単な入力で華麗なコンビネーション技を繰り出すことができます。
さらに、ステージ内の柱や壁といったオブジェクトは破壊可能で、敵を叩きつけることで演出されるスローモーションの破壊表現も非常に爽快です。
ゲームは映画三部作をなぞる形で進みますが、随所にゲームオリジナルの展開も組み込まれていて、ファンであれば見逃せない内容となっています。
映画では描かれなかった展開がゲームで明らかに
本作には、映画の監督であるウォシャウスキー兄弟が直接関わっていて、ゲームだけのオリジナル要素も数多く含まれています。
たとえば、トレーニングミッションには日本の時代劇を思わせる舞台が登場するなど、映画にはなかった意外なシーンも楽しめます。
そして、物語の結末にも驚きが用意されています。
映画ではネオが自己犠牲の末に世界を救う結末が描かれましたが、本作ではまったく異なるラストが待ち受けています。
これは、映画の終わり方に納得できなかったファンに向けて、監督自身が描いた「監督監修の別解」とも言える内容です。
どのような運命がネオを待ち受けているのか。その結末は、ぜひ自分の手で確かめてみてください。
映画の世界を忠実に再現しながらも、ゲームとしての自由度や驚きが満載の「THE MATRIX PATH OF NEO」。
アクションが好きなかたはもちろん、映画「マトリックス」の世界に再び没入したいかたにも、とくにオススメしたい作品です。
「THE MATRIX PATH OF NEO」のやり込み要素&攻略の深さを徹底解析
「THE MATRIX PATH OF NEO」は、映画の物語をなぞるだけの作品ではありません。
プレイヤーを飽きさせない工夫が随所に施されていて、ネオの成長や戦略性を体感できる深いゲームシステムが魅力です。
ここでは、本作のやり込み要素や、攻略をより楽しむためのポイントをご紹介します。
ネオの成長と技の習得がやり込みを支える
このゲームは、最初から無敵のネオを操作するわけではありません。
物語の冒頭では、ネオはまだごく普通の会社員「トーマス・アンダーソン」として登場します。
序盤は警備員に見つからないようにオフィスを脱出するなど、潜入型のアクションが求められます。
そこから少しずつ力に目覚め、モーフィアスのトレーニングを経て、数々の戦闘を乗り越えることで、ネオは真の救世主へと成長していきます。
ステージを進めるごとに、新しい格闘技を覚えたり、体力や「フォーカス」ゲージの上限が増えたりと、成長を実感できる設計がされています。
技の種類は非常に豊富で、状況に合わせて多彩なコンボが可能、それぞれの技を状況に応じて使い分ける楽しさは、まさにやり込みの醍醐味です。
ストーリーが進むにつれて、映画でも印象的だった「バレット・ドッジ(弾丸避け)」や、無数のエージェント・スミスとの死闘など、迫力あるアクションが再現できるようになります。
ネオの成長を自分の操作で実現できるこの感覚が、プレイヤーの没入感をより深めてくれるのです。
難易度設定と戦術性がもたらす手応え
本作には「弟子(イージー)」「達人(ノーマル)」「救世主(ハード)」の3段階の難易度が用意されています。
アクションゲームが苦手なかたでも「弟子(イージー)」であれば物語を最後まで楽しむことができますが、ゲームの本質を味わうなら、より高い難易度に挑戦するのがオススメです。
とくに」「救世主(ハード)」では、敵の攻撃力が跳ね上がり、簡単には突破できない難関が待ち構えています。
宿敵エージェント・スミスとの対決では、攻撃のタイミング、コンボのつなぎ方、そして「フォーカス」の使いどころなど、すべてに高度な判断力が求められます。
ただ連打するだけでは通用せず、相手の動きを見極めながら、的確な反撃を決めていく必要があります。
また、「フォーカス」ゲージは敵に攻撃を当てることで回復するため、ただ守るだけでは勝機はつかめません。
攻め続けながらゲージを維持する工夫が求められ、緊張感のある戦闘が楽しめます。
強敵を乗り越えたあとの達成感は、格別なものがあります。
効率的に楽しむための攻略ポイント
より深く本作を楽しむには、いくつかのコツを押さえておくと効率的です。
まず、数ある技のすべてを最初から覚える必要はありません。
多くのコンボ技は、初心者向けに画面に次の入力操作がガイド表示される仕組みもあり、初心者でも安心してプレイできます。
まずはこのガイドを頼りに、基本のコンボをしっかり体に覚えさせるのが良いでしょう。
「フォーカス」の使い方にも工夫が必要です。
ゲージは限られているため、雑魚敵に対して使いすぎず、強敵や大勢に囲まれた場面でこそ効果的に使うのがポイントです。
ステージ内には刀や銃、棍棒といった武器も多く配置されています。
素手による戦闘だけでなく、こうした武器を活用することで、より有利に戦いを進めることができます。
とくに刀は攻撃範囲が広く、多数の敵を一気に倒せるため重宝します。
また、特定の条件を満たすことで使える「チートコード」も存在し、それを探すこと自体が新たなやり込み要素となっています。
このように、「THE MATRIX PATH OF NEO」は一度クリアして終わりではない、長く遊べる作品です。
ネオとともに自らの操作で成長を体感し、戦略を練りながら数々の戦闘を乗り越える楽しさは、今なお色あせることはありません。
とくにアクションゲームが好きなかた、映画「マトリックス」の世界にどっぷり浸かりたいかたには、ぜひ手に取っていただきたい一本です。
各プラットフォーム別体験レビューの調査

「THE MATRIX PATH OF NEO」は、2005年にPlayStation 2、PC(Windows)、Xboxの3機種向けに発売されました。
最新の家庭用ゲーム機には対応していませんが、当時のレビューやユーザーの声をもとに、各プラットフォームでの特徴や評価を振り返ってみましょう。
PlayStation 2版:最も手に取りやすかったスタンダードな選択肢
発売当時、最も普及していた家庭用ゲーム機がPlayStation 2でした。
そのため、本作も多くのプレイヤーがPS2版で体験することになりました。
コントローラー操作は直感的で、三人称視点のアクションゲームとして標準的な仕上がりです。
ただし、ハード性能の限界もあり、キャラクターの輪郭がややぼやけて見える、背景の質感が粗いといった声も聞かれました。
場面によっては動きが重くなることもあり、滑らかさに欠ける部分も見られます。
それでも、映画の世界観を再現しようとする演出や、アクションの迫力は十分に楽しめる内容でした。
とくに、「ネオになりきる」ことができるという体験そのものに価値を見出すユーザーからは高評価を得ています。
手軽に「マトリックス」の世界を味わいたいかたには、とくにオススメのバージョンです。
PC(Windows)版:高画質で没入感を重視する人に最適
PC版の魅力は、何といっても描画の美しさです。
当時のPCスペックによっては、PS2版よりも高解像度でプレイすることができ、キャラクターの表情や背景の描写がより鮮明に映し出されました。
操作は、移動をキーボード、視点や攻撃をマウスで行う方式で、銃撃戦ではマウスによる照準の正確さが活きてきます。
一方、格闘アクションにおいては、複雑なコマンド入力に慣れが必要な場面もあります。
ゲームパッドを接続することで、家庭用ゲーム機に近い感覚での操作も可能です。
また、日本語版も発売されていて、日本語音声で物語を楽しめる点も魅力のひとつです。
映像の美しさや操作性にこだわる人は、自分のPC環境を確認したうえで検討してください。
最適化や操作性の面では家庭用ゲーム機版の方が安定している場合があります。
Xbox版:性能を重視するプレイヤー向けの高品質な体験
初代Xboxは、当時の家庭用ゲーム機の中でも描画性能に定評がありました。
そのため、「THE MATRIX PATH OF NEO」もPS2版より高精細なグラフィックと、安定したフレームレートでプレイすることができます。
内容自体は他機種と大きな違いはありませんが、より快適な操作感や、映画に近いビジュアルを求めるかたには高評価です。
ただし、日本国内においてはXbox本体の普及率がそれほど高くなかったため、プレイした人の数は限られていました。
現在では中古市場での流通も少なく、入手しづらい可能性があります。
それでも、初代Xbox本体を持っているかたであれば、最も快適な環境で本作を楽しめる選択肢と言えるでしょう。
どの機種でプレイする場合でも、ネオの視点で繰り広げられるスタイリッシュなアクションと、映画を追体験する高揚感は共通です。
自分のプレイ環境や好みに合わせて、最適なバージョンを選んでみてください。
「THE MATRIX PATH OF NEO」の評判・ネット上での反応

2005年に発売された「THE MATRIX PATH OF NEO」は、今もなお映画ファンやアクションゲーム愛好家のあいだで語り継がれている作品です。
長い年月を経ても、インターネット上には多くのレビューや感想が残されていて、その評価は大きく二つに分かれています。
「夢中になった」と絶賛する声がある一方で、「期待はずれだった」と残念がる意見も見受けられ、本作はまさに“人を選ぶゲーム”だと言えるでしょう。
この作品を高く評価する声の多くは、「ネオになりきれる感覚」にあります。
映画で印象的だったカンフーアクションや壁走り、バレットタイムといった超人的な動きを自分で操作できることに、当時のファンたちは大きな感動を覚えました。
なかでも注目されているのが、ネオの成長をプレイヤー自身が体験できる点です。
物語のはじめはただの人間だったネオが、戦いを重ねることで救世主へと目覚めていく過程に、強い没入感を覚えたという声が多く寄せられています。
「フォーカス」システムを使って敵の攻撃をかわし、反撃のコンボを決める一連の流れに、爽快感を覚えたという感想も数多く見られました。
さらに、映画版監督のウォシャウスキー姉妹(当時は兄弟)が監修したゲームオリジナルの展開や、映画とは異なる結末に驚いたファンも多かったようです。
「映画では描かれなかった物語に触れられて満足した」といった声もありました。
ステージの構成も高く評価されていて、映画の舞台を忠実に再現しながらも、雰囲気を損なわないオリジナルステージが好印象だったという意見も見受けられます。
一方で、否定的な意見も少なくありません。
とくに目立つのが、グラフィックへの不満です。
PS2という当時の機器の性能から、キャラクターの輪郭が荒く感じられたり、動きがカクカクしていたりといった感想が多く寄せられています。
映画のような映像美を期待していた人にとっては、その差にがっかりしたという意見も無理はありません。
操作面に関しても、「ネオの走り方がぎこちない」「視点操作が難しく敵を見失いやすい」といった声があり、プレイのしにくさを感じた人もいたようです。
また、物語についても、「映画を観ていないと話が理解しづらい」との意見が根強くあります。
ゲーム内では「映画シーンの抜粋やカットシーンが挿入される場面もありますが、それだけでは背景や設定を把握しきれず、映画未視聴のプレイヤーが置いてけぼりになってしまう」という指摘もありました。
アクションについては評価が分かれるところで、「華麗で気持ち良い」という感想がある一方で、「単調で飽きる」「敵が固くて爽快感が薄れる」といった意見もあります。
また、一部のユーザーからは「音楽が地味で印象に残らなかった」との声もありました。
このように、本作は好みが大きく分かれる作品です。
それでも、「マトリックスの世界に自分が入り込める体験」を味わえたという声が多く、映画ファンにとっては一度はプレイしてみたい一本であることに変わりはありません。
「THE MATRIX PATH OF NEO」の総合評価

「THE MATRIX PATH OF NEO」は、映画「マトリックス」の世界を自ら体験できる、映画ファンにとってまさに夢のような作品です。
最大の魅力は、プレイヤー自身がネオとして物語を進め、彼の成長と戦いを手に取るように体感できる点にあります。
物語の冒頭では、ただの会社員だったネオが、数々の試練を乗り越えながら人類の救世主へと変わっていく過程は、プレイヤーに深い感動と没入感を与えてくれます。
「フォーカス」システムによって実現される時間の操作や壁を駆け抜ける動き、多様な格闘技の技が用意されている格闘技の技の数々は、映画で観たあの迫力を見事に再現しています。
さらに、映画の監督であるウォシャウスキー兄弟が手掛けたゲームオリジナルの展開や、映画とは異なる結末は、原作を愛する人ほど楽しめる内容となっています。
しかしながら、この作品には賛否が分かれる点も存在します。
発売当時から指摘されていたグラフィックの粗さや、操作性のぎこちなさは、現代のゲームに慣れた目で見るとどうしても古さを感じさせてしまいます。
また、ストーリーの多くが映画を知っていることを前提に構成されているため、原作未視聴のプレイヤーにとってはやや不親切に感じる場面もあります。
戦闘面に関しても、「爽快でスピード感がある」と評価する人がいる一方で、「敵が硬すぎる」「動きが単調ですぐ飽きる」といった声も見られます。
派手で気持ち良いアクションを期待していた人のなかには、思っていたのと違ったと感じる場合もあるでしょう。
とはいえ、こうした短所を補って余りあるのが、「本当にネオになれる」という圧倒的な体験です。
単なるキャラクターゲームの枠を超え、アクションの深さと物語へのこだわり、そして原作への強い敬意が感じられるこの作品は、いま遊んでもなお十分な魅力を持っています。
原作ファンはもちろん、映画の世界にどっぷり浸かりたい人にも、とくにオススメしたい一本です。
PS2「THE MATRIX PATH OF NEO」をチェックする
「THE MATRIX PATH OF NEO」はこんな人にオススメ

「THE MATRIX PATH OF NEO」は、その独特な世界観とアクション性から、多くのファンを魅了してきました。
では、このゲームはどのような人に向いているのでしょうか?
ここでは、本作をとくに楽しめるであろうかたの特徴を、わかりやすくまとめました。
ゲーム選びに迷っているかたは、ぜひ参考にしてみてください。
- 映画「マトリックス」三部作のファン
映画の名場面を自分の手で追体験できるのはもちろん、ゲームならではのオリジナル展開や、もうひとつの結末が用意されています。
物語の裏側や世界観の深さに触れたい映画ファンにはたまらない内容です。 - 主人公になりきって物語を進めたい人
弱い存在だったネオが、試練を乗り越えて救世主へと成長していく過程は、まるで自分自身が物語の中に入り込んでいるかのような感覚を味わえます。
キャラクターの成長を肌で感じたいかたにぴったりです。 - 歯ごたえのあるアクションに挑戦したい人
高難易度モードでは、敵の動きや攻撃を見極め、多彩な技を駆使して戦う必要があります。
簡単には突破できない戦闘を攻略する達成感を求める、上級者に向いています。 - スタイリッシュなアクションが好きな人
バレットタイムや空中コンボ、壁を走る動きなど、「マトリックス」ならではのアクションを自分の手で再現できるのは本作ならではの魅力です。
見た目のかっこよさと操作の爽快感を重視するかたにオススメです。
このように、本作はただのアクションゲームではなく、映画と一体となった没入感や達成感を味わいたい人にこそ手に取ってほしい作品です。
本作をより深く楽しむために、関連する情報もチェックしておきましょう。
「THE MATRIX PATH OF NEO」の関連情報

ト「THE MATRIX PATH OF NEO」は、映画「マトリックス」シリーズを原作とし、主人公ネオの視点で物語を追体験できるアクションゲームです。
ゲームの世界観をさらに深く楽しみたい方に向けて、関連映像や参考コンテンツを紹介します。
The Matrix: Path of Neo PlayStation 2 Trailer – Official
こちらはPlayStation 2版の公式映像です。
ゲームで再現されたマトリックスの世界や、アクションシーンの迫力を映像でチェックできます。
未プレイの方も、映像を通して本作の魅力を直感的に感じられます。
映画マトリックスシリーズ
ゲームの内容をより深く理解し、世界観への没入感を高めたい方には、映画「マトリックス」シリーズをあらためて観ることもとくにオススメです。
物語の背景や登場人物の関係性を再確認することで、ゲーム内の展開にも納得がいくはずです。



「THE MATRIX PATH OF NEO」は、ゲームだけでも十分楽しめますが、関連映像や映画をあわせてチェックすることで、その魅力がさらに広がります。
これからプレイする方も、すでに遊んでいる方も、ぜひ一度映像を覗いてみてはいかがでしょうか。
「THE MATRIX PATH OF NEO」の類似作品の紹介

「THE MATRIX PATH OF NEO」を楽しんだかたや、これからプレイしてみたいと思っているかたには、世界観やアクション性に共通点のあるゲームもぜひチェックしていただきたいところです。
以下に、本作と似た魅力を持つ作品をいくつかご紹介します。
- Enter the Matrix(2003年発売)
映画「マトリックス リローデッド」の世界を舞台にしたアクション作品です。
ネオではなく、ナイオビやゴーストといったサブキャラクターが主人公となっていて、映画本編の裏側で彼らが何をしていたのかが描かれます。
「THE MATRIX PATH OF NEO」と同じくウォシャウスキー兄弟が制作に関わっていて、映画シリーズを補完する物語として、フ映画ファンにとっては見逃せない内容となっています。 - Max Payneシリーズ
スローモーションを活用した銃撃戦「バレットタイム」を取り入れた、三人称視点のアクションゲームです。
ハードボイルドな物語と重厚な世界観のなかで、スタイリッシュなアクションを楽しめる作品で、操作性や演出に優れています。
銃を使った派手なアクションが好きなかたには、とくにオススメです。 - Stranglehold(2007年発売)
香港映画界の名監督ジョン・ウーが監修したアクションゲームで、スローモーションや二丁拳銃といった要素が特徴です。
破壊可能な環境や、映画のような演出がふんだんに盛り込まれていて、ガンアクションに特化したプレイを楽しめます。
「マトリックス」の銃撃戦に胸を熱くしたかたなら、きっと満足できる一作です。
どの作品も、それぞれに独自の世界観とアクション性を持っていて、「THE MATRIX PATH OF NEO」と似た興奮や没入感を味わえることでしょう。
ゲーム選びの参考として、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。
「THE MATRIX PATH OF NEO」のよくある質問

- 今からでもプレイできますか?入手方法は?
- はい、現在でもプレイ可能です。対応機種であるPlayStation 2、初代Xbox、もしくはWindows対応のパソコンがあれば、今でも本作を遊ぶことができます。
ソフトは、Amazonや楽天市場などの通販サイト、中古ゲームショップ、またはメルカリなどのフリマアプリで入手可能です。
なお、PC版は発売当時の環境を前提としているため、最新のOSでは動作しない可能性があります。
その場合は互換モードの設定や、必要に応じて別のソフトを併用するなど、多少の知識が必要になる場合もある点に注意してください。
- 続編は存在しますか?
- いいえ、直接的な続編はありません。
「THE MATRIX PATH OF NEO」は単独の作品であり、物語の続きとなる続編はこれまで発表されていません。
マトリックスを題材にしたゲームは他にもありますが、本作のようにネオの物語を中心に描いた作品は現時点では存在しない状況です。
- チートコードはありますか?
- 本作には、無敵モードや無限フォーカスなど、ゲームを有利に進めるためのチートコードが用意されています。
詳しい入力方法や条件については攻略サイトやファンコミュニティなどで確認できます。
まとめ
この記事では、アクションゲームの中でも一風変わった存在である「THE MATRIX PATH OF NEO」について、その魅力や評価、注意点までを幅広くご紹介しました。
本作の特徴をあらためて振り返ってみましょう。
- 主人公ネオの成長と戦いを、自分の操作で追体験できる
- バレットタイムや壁走りなど、映画そのままのスタイリッシュなアクションを体感できる
- 技の種類が豊富で、多彩なコンボを組み合わせて戦う楽しさがある
- 映画監督自らが監修したオリジナルストーリーや、異なる結末が用意されている
- グラフィックや操作性に古さが感じられる点もある
- 原作映画を知らないと物語を理解しづらい部分がある
- 「マトリックス」ファンや、手応えあるアクションゲームが好きなかたにはとくにオススメ
「THE MATRIX PATH OF NEO」は、今の時代の基準で見れば決して完成度が高いとは言えないかもしれません。
それでも、映画の世界を自らの手で体験できるという点において、これほど夢中になれる作品はそう多くありません。
ネオとともに戦い、成長し、「現実とは何か」という問いに立ち向かう。
そんな唯一無二の体験が、あなたを待っています。
かつて「救世主になってみたい」と思ったことがあるなら、今こそその一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
PS2「THE MATRIX PATH OF NEO」をチェックする