2015年にフジテレビの月9枠で放送された「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、現代の恋愛と結婚の形を独自の切り口で描いた恋愛喜劇です。
恋愛経験がほとんど無い「恋愛不適合者」の男女が、それぞれの事情から結婚という「契約」を目指していく物語として、多くの視聴者の関心を集めました。
脚本を担当したのは、「リーガルハイ」や「ALWAYS 三丁目の夕日」で知られる古沢良太。
機知に富んだ会話のやり取りと、先の読めない物語の運び方は本作でも健在で、まさに古沢作品の持ち味が存分に生かされています。
主人公のひとりである藪下依子を演じるのは杏です。
徹底した合理主義で、融通の利かない国家公務員という難しい役どころを、軽やかさと説得力をもって表現しています。
一方、長谷川博己が演じる谷口巧は、自分を「高等遊民」と呼び、親に頼りながら暮らす文学青年です。
この対照的な二人が出会い、衝突し、ときにかみ合いながら関係を築いていく過程が、笑いとともに描かれていきます。
一見すると風変わりな組み合わせですが、二人の掛け合いは単なる面白さにとどまりません。
視聴者に「恋とは何か?」「愛とは何か?」といった普遍的な問いを投げかけてくる点が、このドラマの大きな魅力と言えるでしょう。
初回放送の視聴率は14.8%を記録しました。
その後も安定した人気を保ち、最終的な平均視聴率は12.5%に達しています。
さらに、第84回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では最優秀作品賞を含む5つの賞を受賞し、作品としての評価の高さも証明しました。
この記事では、「デート〜恋とはどんなものかしら〜」がなぜ今も多くの人の心に残り続けているのかを掘り下げていきます。
あらすじやキャストだけでなく、制作の背景や視聴者の感想などにも触れながら、その魅力の源をさまざまな角度から紹介していきます。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の基本情報

| 制作年 | 2015年 |
| 放送局 | フジテレビ系列(月9枠) |
| 放送期間 | 2015年1月19日〜3月23日 |
| 脚本 | 古沢良太 |
| 演出 | 武内英樹、石川淳一、洞功二 |
| プロデューサー | 山崎淳子 |
| キャスト | 杏(藪下依子)、長谷川博己(谷口巧)、国仲涼子(島田佳織)、中島裕翔(鷲尾豊)、松尾諭(島田宗太郎)、和久井映見(藪下小夜子)、風吹ジュン(谷口留美)、松重豊(藪下俊雄) |
| ジャンル | ラブコメディ、人間ドラマ |
| エピソード数 | 全10話 |
| 平均視聴率 | 12.5% (関東地区・ビデオリサーチ調べ) |
| 初回視聴率 | 14.8% (関東地区・ビデオリサーチ調べ) |
| 主題歌 | chay「あなたに恋をしてみました」 |
| オープニング | ザ・ピーナッツ「ふりむかないで」 |
| 制作 | フジテレビ、共同テレビ |
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」のあらすじ
【速報】デート〜恋とはどんなものかしら〜放送から10年が経ちました! pic.twitter.com/odbw0UKX5O
— デート〜恋とはどんなものかしら〜ファン@デート10周年記念 (@date_3478) January 19, 2025
「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、二人の「恋愛不適合者」が出会う場面から物語が進んでいきます。
まず登場するのは、藪下依子(杏)です。
東京大学大学院数理科学研究科を修了し、ミレニアム問題の研究を経て、内閣府経済総合研究所で働く29歳の国家公務員。
何事も数字と効率で割り切る超合理主義者で、恋愛のような曖昧な感情は人生に必要無いと考えていました。
しかし、母との約束や父からの期待もあり30歳を前にいよいよ結婚を意識し始めます。
結婚相談所に登録した彼女が心を動かされたのは、谷口巧(長谷川博己)のプロフィールでした。
並んだ数字がすべて素数であるという、まさかの理由によって関心を持つことになります。
一方の谷口巧は35歳。
自らを「高等遊民」と呼び、定職に就かず、文学や芸術の世界に浸りながら母親の収入で暮らしています。
彼にとって結婚とは、生活の不安を解消するための現実的な選択であり、新たな「寄りどころ」を求める手段でもありました。
恋愛感情を前提にせず、結婚を「契約」として捉える二人は、利害が一致したことでデートを重ねることに同意します。
ところが、横浜の景色を舞台にした二人の時間は、価値観の違いから思わぬ出来事の連続となります。
合理性を重んじる依子と、感性で動く巧。
まるで水と油のような二人の会話は、常にすれ違いながらも妙に心に残るやり取りとなり、次第に互いの中に説明のつかない感情が芽生え始めます。
果たして二人の「契約」は、いつしか本当の恋へと変わっていくのでしょうか?
先の展開を知りたくなる独特の空気感が、この作品の大きな魅力となっています。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」のキャスト・キャラクター紹介
巧がフラッシュモブをした時に使用された曲、広末涼子さんの”大スキ!”を聴いてます🎧🎶
やっぱりいいですね🥰
デート愛が更に増します😖💕 pic.twitter.com/aTTXuHgUtT— デート〜恋とはどんなものかしら〜ファン@デート10周年記念 (@date_3478) February 15, 2025
杏(藪下依子役)
主人公の藪下依子を演じるのは、女優としてもモデルとしても高い人気を誇る杏です。
依子は東京大学大学院数理科学研究科卒の国家公務員で、どんなことでも計画通りに進めたいと思う生真面目な性格です。
恋愛を非合理的なものとして切り捨て、結婚を「契約」と考え、合理的な条件が合致する相手との婚姻を目指す姿が印象的です
杏は、感情表現が苦手な依子が見せる独特な行動を、見事な演技で表現しています。
とくに話題になった「アヒル口」の練習シーンでは、依子の不器用さが愛おしく感じられるほどでした。
物語が進むにつれ、巧との関わりによって揺れ動く心を繊細に演じ分けていて、その表現力が作品の魅力をさらに高めています。
長谷川博己(谷口巧役)
もう一人の主人公である谷口巧を演じるのは、幅広い役柄をこなす実力派俳優の長谷川博己です。
巧は自らを「高等遊民」と呼び、定職に就かず、文学や芸術の世界に身を置いて暮らしています。
現在は母親に寄生して過ごしており、母の体調が芳しくないため、新たな「寄生相手」としての婚姻相手を求める現実的な一面も見せます
長谷川博己は、少し浮世離れしていながらも憎めない巧の人物像を、独特の存在感で魅力的に演じました。
依子との鋭いやり取りや、ふと見せる焦りや迷いを細やかな表情で表現し、視聴者から高い評価を受けています。
国仲涼子(島田佳織役)
島田佳織を演じるのは国仲涼子です。
佳織は巧の幼なじみで、長いあいだ巧に思いを寄せてきた女性です。
外見は元ヤンキーで、一見すると男っぽく見えますが、心は優しく情が厚い女性です。
巧の自堕落な生活を心配しながらも、彼を支え続けています。
依子が現れたことで、佳織は自分の気持ちと向き合うことになります。
彼女の切ない思いがどのように物語に影響していくのかも、大切な見どころのひとつです。
中島裕翔(鷲尾豊役)
鷲尾豊を演じるのは、中島裕翔です。
鷲尾はスポーツメーカーで営業を務める誠実な青年として描かれ、依子に好意を寄せています。
依子にとっては理屈の上では理想の相手と言える存在ですが、彼の真っすぐな気持ちはなかなか依子に届きません。
巧とは正反対の「常識人」である鷲尾の登場によって、依子と巧の関係にさまざまな変化が生まれます。
物語にほど良い緊張感を与える存在として、欠かせない人物です。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の演出・スタッフ情報

ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の魅力は、脚本・演出・俳優陣という三つの力が見事にかみ合った点にあります。
その中心にいるのが、脚本を担当した古沢良太です。
古沢良太は「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞し、その後「探偵はBARにいる」(2011年)で最優秀脚本賞を獲得。
「寄生獣」(2014年/2015年)や「コンフィデンスマンJP」(2018年〜2022年)など、多くの人気作品を生み出してきた実力者です。
彼の脚本には、綿密に積み上げられた物語構成と、心地よいリズムを持つ会話の魅力があります。
本作でも、その持ち味は存分に生かされています。
「恋愛感情の無い男女が契約として結婚を目指す」という独特の発想を柱にして、次々と予想を裏切る展開が繰り広げられます。
さらに、依子と巧が交わすやり取りは、哲学のようでありながらどこか可笑しく、視聴者をこの作品ならではの世界に引き込みます。
古沢自身も本作で脚本賞を受賞していて、その完成度の高さが評価されています。
演出を務めたのは、コメディ作品で定評のある武内英樹です。
ドラマ「のだめカンタービレ」(2006年)や映画「テルマエ・ロマエ」(2012年/2014年)などでも知られる武内英樹は、古沢脚本の面白さを最大限に生かした演出を見せました。
コミカルな場面は思い切り楽しく、感情が揺れる場面は丁寧に描き、作品に明確な緩急をつけています。
とくに、登場人物の心情を映像で表す演出や、心象風景の描写は作品に深みを与えました。
この工夫により、武内英樹はザテレビジョンドラマアカデミー賞で監督賞を受賞していて、本作が単なる会話中心の物語ではなく、視覚的にも豊かな作品であることが証明されています。
脚本と演出が互いに支え合い、俳優の魅力を引き出すことで、「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は独自の世界を持った作品として多くの人に愛されています。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の見どころ・テーマ解説
「普通」を問い直す会話劇
この作品の大きな魅力は、藪下依子と谷口巧という、社会の「普通」から少し外れた二人が織りなす会話劇にあります。
依子は数字と論理で物事を整理しようとし、巧は文学や芸術の世界観を引き合いに出します。
そんな二人が「デート」という場で意見をぶつけ合う姿は、まるで異なる文化の人同士が対話するような面白さがあります。
しかし、この会話は単に楽しさだけを提供しているわけではありません。
私たちが何気なく受け入れている「恋愛」「結婚」「働くこと」などの価値観そのものに目を向けさせてくれます。
たとえば、「なぜ人は恋をするのか?」「結婚は本当に幸せにつながるのか?」といった根本的な問いを、二人は真剣に語り合います。
そのやり取りはどこか滑稽でありながら、視聴者に自分の考えを振り返るきっかけを与えてくれます。
古沢良太によるウィットに富んだ台詞の数々が、この物語をただの恋愛喜劇ではなく、深い思索へと誘う人間ドラマに仕上げています。
横浜の街並みが彩る映像美
横浜の美しい街並みが、物語の背景として大きな存在感を放っています。
みなとみらいの都会的な景色、山下公園の開放感ある雰囲気、中華街の活気、歴史を感じさせる洋館の佇まいなど、多彩なロケーションが二人のデートを印象深く彩ります。
とくに、依子と巧が横浜港大桟橋で桜を見ていた場面や、赤レンガ倉庫での場面など、物語を象徴するロケーションとして心に残ります。
登場人物の心の揺れと、横浜の景色が自然に結びついている点も、本作ならではの魅力です。
また、依子の自宅マンションから見える大観覧車「コスモクロック21」は、彼女の中に芽生えた「恋」という、合理性では語れない感情を表しているようでもあります。
こうした美しい映像が、独特な二人の関係にロマンの要素を加え、視聴者を物語の世界へと深く引き込んでいきます。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の視聴者の評判・ネット上での反応

ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、放送当時から大きな反響を集めた作品です。
年月が経った今でも、SNSやレビューサイトでは多くの視聴者が作品について語り続けています。
視聴者の声には、「日本の連続ドラマの中でも上位に入る名作」「笑えるのに、気づいたら泣いていた」といった熱のこもった感想が多く見られます。
とくに支持されているのが、脚本とキャストの魅力です。
古沢良太の脚本に対しては、「古沢作品はやっぱり面白い」「会話のテンポが気持ち良すぎる」といった声が多く寄せられました。
また、杏が演じる依子の独特な行動や、長谷川博己が演じる巧の風変わりな人物像も話題になりました。
とくにアヒル口練習シーンや依子のキャラクターは「依子さんのアヒル口が可愛すぎる」「谷口巧というキャラが忘れられない」といったコメントが相次ぎ、キャラクターの魅力が多くの人の心をつかんだことがうかがえます。
物語が進むほど、二人のやり取りに共感する視聴者も増えていきました。
「笑える場面が多いのに、気づけば涙が出ていた」「恋とは何か、愛とは何かを考えさせられる」という感想も数多く、作品が単なる恋愛喜劇では無いことを物語っています。
従来の恋愛ドラマの枠にとらわれない設定と、心に響く人間ドラマの組み合わせが、多くの視聴者の心を捉え続けています。
今もなお作品への評価が高い理由が、視聴者の生の声から伝わってきます。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」のオススメの視聴者

ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、ユーモアと温かさを兼ね備えた作品でありながら、恋愛や人生を深く見つめ直させてくれる物語でもあります。
そのため、ただの恋愛物語とは一線を画した独特の魅力があり、幅広い視聴者に支持されています。
ここでは、とくにどのような方に向いている作品なのかをまとめました。
どれかひとつでも当てはまる方は、きっと本作の魅力を存分に味わえるはずです。
- ありきたりの恋愛ドラマに飽きてしまった方
「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、恋愛感情が無い二人が出会うという珍しい物語です。
主人公二人が「恋とは何か?」を理屈で分析しようとする姿は、従来の恋愛ドラマでは見られない独特の面白さがあります。
予想できない展開と知的なユーモアが散りばめられていて、新しい作品を求めている方にとても良い刺激を与えてくれます。 - 質の高い会話劇やコメディが好きな方
脚本家・古沢良太による軽快な会話劇は、本作の大きな魅力です。
杏と長谷川博己が見せる掛け合いはテンポが良く、単なる喜劇では味わえない緊張感と心地よさがあります。
洗練された大人のコメディを楽しみたい方には、とくにオススメです。 - 人間ドラマで心を動かされたい方
コメディ要素に加え、登場人物一人ひとりが抱える弱さや葛藤が丁寧に描かれています。
恋愛に不器用な依子と巧が互いに影響を与え合い、少しずつ心を開いていく姿は胸に響きます。
家族との関わりにも温かさがあり、笑いの中にそっと差しこまれる感動が、作品全体に深みを与えています。
本作は、笑いながら心が温かくなるような作品を探している方にぴったりの一本です。
これまで恋愛ドラマをあまり観てこなかった方でも楽しめる内容なので、気軽に手に取ってみてください。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の視聴方法や配信プラットフォーム

ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、以下の動画配信サービスで視聴することが可能です。
- 定期配信動画
FODプレミアムは、ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」を追加料金なしで視聴することができます。 - レンタル・購入
Amazonプライムビデオでは、ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」をレンタルすることができます。
配信状況は時期によって変更される可能性があるため、最新情報は各プラットフォーム、またはJustWatchで確認してください。
JustWatchについては「JustWatchアプリの使い方と活用法」にて詳しく解説しています。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」を確認する
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の評価と総評

ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、2010年代の日本の連続ドラマを語る上で欠かせない存在です。
恋愛物語に対する固定的なイメージを大きく覆し、新しい表現の可能性を切り開いた作品として多くの視聴者に強い印象を残しました。
本作の最大の特徴は、恋愛感情を物語の出発点に置かない点にあります。
むしろ、「好きになるとはどういうことなのか?」という過程そのものを、知的でありながらも親しみやすい形で描いています。
主人公たちが互いの価値観をぶつけ合いながら、少しずつ心を開いていく様子は、恋愛を新しい角度から見せてくれます。
古沢良太が手がけた脚本は、緻密に組み立てられていながら遊び心もあり、視聴者の価値観を揺さぶる力を持っています。
さらに、杏と長谷川博己が見せる息の合った演技は、作品を強く支える要素です。
二人が織りなす掛け合いは心地よく、今後も長く語り継がれる名演と言えるでしょう。
コメディとしての完成度はもちろん、人と人が向き合い、変わっていく姿を描いた人間ドラマとしても高い評価を受けています。
笑いの中にしみじみと心に残る瞬間があり、見終えたあとには温かい余韻が広がります。
本作は、ザテレビジョンドラマアカデミー賞やギャラクシー賞など、数々の賞を受賞しています。
これらの評価は、作品の質の高さを裏付けるものと言えるでしょう。
年月が経った現在でも色あせること無く、多くの視聴者に愛され続けている理由が伝わってきます。
恋愛ドラマをよく観る方はもちろん、普段あまり観ない方にも自信を持ってオススメできる作品です。
知的で温かい物語に触れてみたい方は、ぜひ一度ご覧ください。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の関連情報

ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」に関する情報をまとめました。
作品の雰囲気をつかみたい方や、出演者の姿をもっと知りたい方に向けて、試写会のようすや主題歌、書籍、音楽の情報を紹介します。
国仲涼子 ドラマ「デート 〜恋とはどんなものかしら〜」完成披露試写会
まず紹介したいのは、完成披露試写会の動画です。
国仲涼子が登場し、作品にまつわる話を語る場面が収められています。
ドラマ放送前の空気感や出演者の心境を知ることができ、作品への期待が高まります。
chay 「あなたに恋をしてみました」(short ver.)
主題歌を歌うのはchayです。
「あなたに恋をしてみました」の映像は、明るい恋心を描いた世界観が魅力で、ドラマとの相性も抜群です。
古沢良太が脚本、杏が主演の作品を彩る一曲として、多くの視聴者の印象に残った歌です。
デート ~恋とはどんなものかしら~ (フジテレビBOOKS)
フジテレビBOOKSから刊行された「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の書籍では、ドラマの魅力を文章でじっくり味わえます。
恋もデートも未経験という堅物の理系女性・依子(29)と、恋愛経験ゼロで自称「高等遊民」の巧(35)。
正反対の二人が“結婚”を目指す姿を、軽快な文章で楽しめます。
古沢良太が脚本を担当し、木俣冬がノベライズを手がけています。
フジテレビ系ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」オリジナルサウンドトラック
ドラマをより深く味わいたい方には、オリジナルサウンドトラックもオススメです。
音楽は住友紀人さんが担当し、主題歌「あなたに恋をしてみました」も収録されています。
「ふりむかないで(オールディーズVer.)」や「戸惑い(ストリングスVer.)」など、作品の空気を思い出させる曲がそろっています。
試写会の映像や主題歌、ノベライズ本、そして音楽。
さまざまな角度から触れることで、「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の魅力をより深く感じられるでしょう。
ドラマを見た方はもちろん、これから見てみたい方にも役立つ情報です。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の類似作品の紹介

ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」を楽しんだ方は、同じように知的な会話劇や、人間味あふれるコメディ、そして少しひねりの効いた恋愛模様を描いた作品にも魅力を感じるのではないでしょうか。
ここでは、作品の雰囲気やテーマに共通点がある物語をまとめています。
紹介する作品は、それぞれ独自の魅力を持ちながらも、「デート〜恋とはどんなものかしら〜」のファンが共感できる要素を備えています。
次に観る作品を探している方に、参考になるはずです。
- 「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年)
契約結婚というテーマが共通していて、恋愛経験の少ない二人が距離を縮めていく姿を丁寧に描いています。
「好き」という気持ちの正体を探っていく過程や、現代の結婚観・働き方への鋭い視点が盛り込まれていて、「デート」ファンにはとても馴染みやすい内容です。 - 「のだめカンタービレ」(2006年)
本作の演出を担当した武内英樹の代表作のひとつです。
クラシック音楽を背景に、個性豊かな人物たちが織りなす青春物語をコミカルに描いています。
とくに、変わり者同士の主人公が惹かれ合うという点は、「デート」と通じる部分が大きいと言えるでしょう。
これらの作品は、「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の持つ知的なユーモアや、人間関係の温かさに惹かれた方にぴったりの物語です。
次の一本を探す際の参考にして、ぜひ新しい作品にも出会ってみてください。
ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」のよくある質問

- 「高等遊民」とは何を指す言葉ですか?
- 劇中で谷口巧が自称する「高等遊民」とは、本来は大学などの高等教育を受けながら、十分な資産を持つため、官吏や会社員などの労働に従事すること無く、読書や学術研究などに時間を費やして暮らす人のことを指します。
夏目漱石の小説「それから」に登場する長井代助が、代表的な人物として知られています。
ただし巧の場合は、親に生活を頼っている「ニート」的な存在であり、本来の「高等遊民」とは異なります。
その違いを自覚しながらも、あえて自称しているところが、彼の皮肉な面白さでもあります。
- 劇中で出てくる数式や文学の引用は正確ですか?
- はい、正確です。
脚本を担当した古沢良太は、作品の説得力を生み出すために丁寧な取材を行うことで知られています。
依子が語る数学の理論や、巧が引用する文学・哲学の言葉は、いずれも専門的な知識に基づくものです。
こうした細かな描写が、キャラクターの個性と物語の深みを強めています。
- 続編の制作予定はありますか?
- 2015年9月28日にスペシャルドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜 2015夏 秘湯」が放送されました。
その後、2025年の時点では新たな続編の正式発表はありません。
しかし、放送終了から10年近く経つ現在でも、視聴者からは「また続きが見たい」という期待の声が寄せられ続けており、作品の人気の持続を示しています。
まとめ
この記事では、ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の魅力を、多方面から紹介してきました。
物語の面白さだけでなく、キャラクターや脚本、映像表現など、さまざまな要素が重なり合って生まれる作品の奥深さを感じていただけたのではないでしょうか。
ここでは、本記事で取り上げた内容を整理し、あらためて要点をまとめます。
- 恋愛経験の少ない男女が、結婚を「契約」として捉える独自の物語展開が印象的。
- 古沢良太による軽快で知的な会話劇と、先の読めない展開が強い魅力となっている。
- 杏と長谷川博己の掛け合いが高く評価され、二人の演じる人物像が大きな話題を呼んだ。
- 数々の賞を受けたことで、作品全体の質の高さが裏付けられている。
- 「恋とは何か」「結婚とはどうあるべきか」といったテーマを深く掘り下げた、心に残る物語となっている。
「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、笑いながら心が温かくなるだけでなく、見終えたあとにふと自分の価値観を振り返りたくなるような作品です。
まだ観ていない方は、この機会に触れてみるのも良いでしょう。
すでに観たことがある方も、あらためて依子と巧のやり取りを見返すことで、新しい発見があるかもしれません。
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