2020年発売の「Terminator: Resistance(ターミネーター:レジスタンス)」は、映画「ターミネーター」の世界を丁寧に再現した一人称の銃撃ゲームです。
舞台は「審判の日」後の荒れ果てた未来で、機械軍スカイネットと人類の抵抗軍がぶつかり合う戦場が広がります。
あなたは抵抗軍の一兵士となり、死と隣り合わせの日々を生き延びます。
発売直後はゲームメディアからの評価が高くありませんでしたが、実際にプレイしたユーザーからは『これこそ求めていたターミネーターのゲームだ』『映画の世界観が再現されていて感動した』といった声が上がっています。
とくに原作に親しんだ人を中心に、強い支持が広がっています。
なぜこの作品は、ここまで心をつかんだのでしょうか?
この記事では、この作品が多くのファンの心をつかんだ理由や、その評価の背景、作品の魅力・賛否両論・ゲームの工夫などを紹介します。
映画の世界観を随所で再体験できるシーンを味わいながら、戦場の緊張感や高揚感を体験できます。
Terminator: Resistanceとは?基本情報と注目ポイント

「Terminator: Resistance」は、ポーランドの開発会社Teyonが手がけ、Reef Entertainmentが発売した一人称視点のシューティングです。
映画「ターミネーター」「ターミネーター2」を土台に、人類と機械軍が争う「未来戦争」を自分の手で体験できる点が最大の見どころです。
映画で断片的だった情景が、荒廃した街並みや任務の緊張感として立ち上がります。
対応プラットフォームと価格情報
本作は複数のプラットフォームで発売されています。
以下に基本情報をまとめました。
| 対応機種 | Microsoft Windows (Steam)/PlayStation 4/Xbox One/PlayStation 5/Xbox Series X|S |
| 通常版の価格 | 7,480円(税込) ※PS4版発売当時。現在はストアにより異なります。 |
| 発売元 | Reef Entertainment |
| 開発元 | Teyon |
| ジャンル | FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム) ※アクションRPG要素あり |
| 対象年齢 | 17歳以上(CERO Z) |
※PlayStation 5版およびXbox Series X|S版は、グラフィックやパフォーマンスが向上した「Enhanced」版としてリリースされています。
映画の世界を追体験する物語と仕組み。
舞台は「審判の日」から約30年後の2028〜2029年ロサンゼルスです。 プレイヤーは人類抵抗軍パシフィック師団の兵士「ジェイコブ・リバース」となり、スカイネットの統治下で戦います。
ジェイコブは最重要標的として狙われていて、その理由をたどる過程で物語が進行します。
遊び方は単なる撃ち合いにとどまりません。
道中で出会う生存者との対話や援助の任務が多く、選択によって仲間の運命が変わります。
結末も分岐し、行動の重みを実感できる作りです。
育成と収集の要素も濃い構成です。 経験値で技能を伸ばし、廃材を集めて道具を製作し、武器を改造して戦い方を磨けます。
序盤は乏しい装備でT-800を避ける緊張感が強く、強力なプラズマ兵器を得てからは一転して正面からの撃破が快感になります。
恐怖と反撃の切り替わりが巧みに設計され、進行に弾みがつきます。
通常版と拡張コンテンツ。
本編に加えて、いくつかの追加配信が用意されています。
PS5とPC向けには、抵抗軍司令官「ジェシカ・バンス」の視点で新章を描く大型追加「Annihilation Line」が配信されています。
PC版では無料の更新で、プレイヤーがT-800となって拠点を壊滅させる「INFILTRATOR MODE」が追加されました。
本編とは異なる立場で世界を味わえる内容であり、遊びの幅が大きく広がります。
物語を終えた後も長く楽しめる構成といえるでしょう。
Terminator: Resistanceのやり込み要素&攻略の深さを徹底解析
「Terminator: Resistance」は、物語の進行自体は直線的で、クリア目安は約10~15時間です。
それでも飽きを感じさせない仕掛けが随所にあり、荒廃した世界を掘り下げて味わえる工夫が評価を支えています。 撃破だけでは終わらない「遊びの層」が重なり、進め方の工夫と再挑戦の意欲が自然と高まります。
寄り道任務と人間関係の駆け引き。
道中では多様な寄り道任務(サイドクエスト)が発生します。
内容は行方不明者の捜索や医療物資の搬入などが中心で、生存者の背景や葛藤へと踏み込みます。
依頼への向き合い方しだいで登場人物の「信頼度」が変化し、戦闘支援や情報提供、希少品の融通といった実利につながります。
この関係性は物語の岐路にも影響し、彼らの生死や結末の分岐を左右します。
誰を助け、誰を見送るかという選択が、主人公ジェイコブ・リバースの生き方そのものを形づくる構造です。
没入感が高まり、周回で異なる結末を確かめたくなる動機が生まれます。
技能と製作で広がる育成方針。
成長は技能ポイントの配分で行い、「戦闘」「科学」「生存」の3系統を伸ばします。
「戦闘」は武器運用や耐久の底上げに直結し、前線での強さを実感できます。
「科学」は鍵開けや装置への侵入操作(ハッキング)を強化し、立ち入り不可の区画や仕掛けに道を開きます。
「生存」は資源の回収効率や隠密行動の安定に寄与し、安全な移動や物資確保を助けます。
加えて、現地で資材を集めて道具を製作する仕組み(製作・クラフト)が重要です。
回復薬や爆発物、侵入用の器具を用意できれば、苦境の打開力が大きく伸びます。
武器は回路チップで威力や連射、安定性を強化でき、好みに合わせた調整が可能です。
序盤は乏しい装備でT-800を避ける緊張が続き、強力なプラズマ兵器を得てからは反撃の手応えが一気に増します。
恐怖から主導権奪回へと流れが切り替わり、進行に弾みがつきます。
上級者向けの楽しみ方と効率的な進め方。
最高難度では敵の攻撃性と耐久が大幅に上がり、正面突破の通用度が下がります。
鍵になるのは隠密と侵入操作(ハッキング)で、背後からの急所攻撃や機器の乗っ取りが強力です。
とくに自動砲台を制御下に置けば、敵同士の撃ち合いを誘発でき、数的不利を覆せます。
効率重視なら序盤から鍵開けと侵入系の技能に投資し、封鎖区画の物資や回路チップを早期に確保しましょう。
武器強化と資材確保の循環が回り始めると、以降の戦闘が安定します。
寄り道任務を丁寧に進めて信頼を高めることも、終盤の支援や装備面で大きな助けになります。
周回時は1周目と異なる選択や育成方針を試すと、新たな展開や会話、結末に出会えます。
難度や技能配分を変えるだけでも、攻略の手触りは見違えるでしょう。
遊びの層が重なるほど、物資の管理や進路選択、対話の重みが効いてきます。
自分なりの方針で世界を切り開く過程こそ、本作のやり込みの核です。
次の周回では、あなたの最適解をもう一歩先へ更新してみてください。
各プラットフォーム別体験レビューの調査(Steam/PlayStation 4/Xbox One/PlayStation 5/Xbox Series X)

複数の機種で遊べることが本作の強みです。
ここでは主要プラットフォームごとの違いを、利用者の声を踏まえて整理します。
PC(Steam)版の評価
全体評価は高く、快適に遊べるとの声が多いです。
描画や影の表現など細かな設定を手元の環境に合わせて調整でき、性能が高いPCなら表示の滑らかさを大きく引き上げられます。
操作はマウスとキーボードに対応し、ねらいを定めやすいと感じる人が目立ちます。
無料の更新で「INFILTRATOR MODE」が追加され、T-800視点の別体験を味わえるようになりました。
PlayStation(PS4/PS5)版の評価
PS4版は表示品質や滑らかさでPCには及ばないものの、世界観の没入感は十分に得られます。
一部では視点移動や視野の狭さから、画面酔いを感じやすいとの指摘があります。
2021年のPS5版「Terminator: Resistance Enhanced」は、読み込み時間が大幅に短縮され、移動や再挑戦までの待ちがほとんど気になりません。
DualSenseの抵抗変化や振動表現に対応し、射撃や装填の手ごたえが手元に伝わります。
映像面もPS4より向上しますが、劇的な差とまでは言い切れないという声もあります。
総合的な快適性は明確に改善されていて、これから始める人にはPS5版がとくにオススメです。
Xbox(Xbox One/Xbox Series X|S)版の評価
Xbox One版の内容や動作はPS4版と概ね同等と見てよいでしょう。
Xbox Series X|S向けには動作を底上げした版が用意され、より安定した遊び心地が期待できます。
レビュー数はPCやPlayStationほど多くはありませんが、原作再現や物語への評価は高い声が目立ちます。
どれを選ぶかの目安。
最高の描画調整や精密操作を重視するならPC版。
待ち時間やコントローラー演出を楽しみたいならPS5版。
XboxユーザーはSeries X|Sでの安定した体験がオススメです。
所有機種と目的に応じて適したプラットフォームを選択しましょう。
Terminator: Resistanceの評判・ネット上での反応

「Terminator: Resistance」の受け止められ方は、情報媒体と遊んだ人のあいだで大きく割れています。
評価の流れをたどると、作品がどこで強く響き、どこで期待とすれ違ったのかが見えてきます。
称賛の中心にいるのは映画「ターミネーター」シリーズの愛好家で、とくに初期2作を胸に刻む人たちです。
「これこそ待っていたターミネーターのゲームだ」「映画で見た未来戦争の空気が、青みがかった映像や音でそのまま迫ってくる」「T-800に追われる恐怖が容赦なくて、物陰に息をひそめる手が震えた」こうした声が相次ぎ、原作への敬意を感じ取れる場面が多いほど頷きが深くなります。
序盤は心許ない装備で逃げ延びるしかない無力感が続き、やがて強力なプラズマ兵器を手にして反撃へ転じる展開が高揚を生みます。
「弱者から対等へ、とどめは人の意思で刺す物語が好きだ」そんな感想が象徴するように、粗削りな部分が見えても、それを超える「ターミネーター愛」が心をつかむというわけです。
一方で、手放しの賛辞ばかりではありません。
純粋に遊びの作りを見つめる立場からは厳しい指摘も出ています。
「同じ展開の繰り返しに見えて盛り上がりに欠けた」敵の挙動が単純で、遮蔽物から撃つか直線的に詰めてくる動きが多く、撃ち合いが単調に感じられるという意見があります。
「細かいねらいが必要な場面で思うように動かせず、疲れが先に来た」家庭用機では照準の合わせづらさや視点の動かし方が合わず、酔いやすいという声も散見されます。
さらに、隠密や侵入操作、製作、技能の枝分かれといった各要素は幅広くそろうものの、掘り下げが足りず「色々入っているのに、もう一段の深みがほしい」と中途半端に映るという見立てもあります。
題材への特別な思い入れがない人ほど、最新の大作級の洗練を想像して肩透かしを感じる可能性は否定できません。
結局のところ、本作は「原作の空気を生きる喜び」に価値を置く人ほど満足度が高まりやすい作品です。
映画の記憶とゲームの体験が重なった瞬間に熱が生まれます。
その一方で、緻密な撃ち合いや要素の深掘りを最優先する人には、物足りなさが顔を出す場面もあるでしょう。
「どこに期待するか」が評価を分けている。
この一点を理解して選べば、あなたにとっての最良の距離感でこの世界を味わえるはずです。
Terminator: Resistanceの総合評価

「Terminator: Resistance」は、ひとことで言えば原作への敬意が核にある愛着の持てる一人称視点の射撃作品です。
媒体の採点は平均以下の時期もありましたが、利用者、とくに映画ファンの満足度は高く、その差が本作の本質を物語っているといえます。
最大の魅力は、映画「ターミネーター」「ターミネーター2」の「未来戦争」を再現するために注がれた熱量と丹念な作り込みです。
断片的に語られてきた絶望の未来を、自分の足で歩き、音や光や残骸の空気ごと体験できる点に価値があります。
主人公ジェイコブ・リバースの物語は脇筋にとどまらず、本編の流れへ自然に合流し、原作に親しむ人ほど胸に残る結末へ導かれます。
序盤はT-800から身を隠すしかない緊張が続き、やがて強力な兵器を得て反撃へ転じる構成が高揚感を生み、没入を深めます。
映像表現や各種の仕組みに古さを感じる場面はありますが、それを補って余りある「ターミネーター愛」が体験の芯を支えます。
一方で、撃ち合いそのものの完成度については課題が残ると感じます。
敵の動きは単純に映ることがあり、操作の癖が合わない人には照準が扱いづらい場面もあります。
隠密や侵入操作、製作や技能の分岐など幅広い要素はそろいますが、もう一段の深みを望む声も少なくありません。
大作級の洗練に慣れた人には物足りなさが顔を出すことがあるでしょう。
いわゆるB級らしさや低予算の雰囲気は否めませんが、粗さも含めて味わいとして楽しめる人には光る魅力が伝わります。
発売後の拡充も評価できます。
PC版にはT-800で戦う「INFILTRATOR MODE」が無料の更新で加わり、PS5とPCには大型の追加物語「Annihilation Line」が配信されました。
周回して別の選択や育成を試す楽しみが増し、遊びの寿命が伸びています。
現時点で正式な続報は見当たりませんが、次作を望む声は根強く、今後の展開にも期待が集まっているといえます。
Terminator: Resistanceはこんな人にオススメ

「Terminator: Resistance」は、映画の記憶と重なる物語をじっくり味わいたい人に向いた作品です。
世界観や感情の流れを大切にできる人なら、粗さも含めて心に残る体験になります。
ここでは、本作を楽しみやすい方の特徴を整理します。
- 映画「ターミネーター」と「ターミネーター2」に深く親しんでいる方。
未来戦争の空気やT-800に追われる緊張が細部まで再現され、映画の裏側を歩く感覚を味わえます。 - 物語主導の作品を好む方。
登場人物との関わりや選択が結末に影響し、自分の判断で物語が変わる手応えを得られます。 - 粗さも味として楽しめる方。
最新大作のような過度の洗練より、作り手の情熱や手触りを重視する人に向いています。 - 廃墟の探索や資源集めが好きな方。
隠された物資の発見や寄り道任務の達成、製作で生き抜く過程に充実感があります。 - 緊張と反撃の落差を楽しみたい方。
序盤の隠密中心から、強力な兵器を得て主導権を取り返す構成が、快い高揚を生みます。 - 自分の遊び方を作り上げたい方。
技能の配分や武器の調整で戦い方を育てられ、試行錯誤が成果に結びつきます。
本作は撃ち合いの緻密さだけを最優先する人には物足りなく映る場面があります。
一方で、映画の空気を自分の足で体験したい人には強く響きます。
期待する軸を自覚して選べば、最良の距離感でこの世界を味わえるはずです。
PS4「ターミネーター:レジスタンス」をチェックする
PS5「ターミネーター:レジスタンス」をチェックする
Xbox One「ターミネーター:レジスタンス」をチェックする
Terminator: Resistanceの関連情報

映画「ターミネーター」シリーズを原作としたゲーム「Terminator: Resistance」は、未来の人類と機械の戦いを描いた一人称視点のシューティングゲームです。
ここでは、本作をより深く味わうための関連情報をご紹介します。
Terminator: Resistance – Annihilation Line DLC Gameplay Trailer | PS5
「Terminator: Resistance – Annihilation Line DLC」は、PlayStation®5向けに2021年12月10日から配信された追加キャンペーンです。
主人公ジェイコブ・リバースとカイル・リースらがチームを組み、スカイネットの奇襲からの脱出を試みます。
恐ろしいHKセンチュリオンとの戦いも待ち受けており、緊張感あふれるストーリーが展開されます。
Terminator: Resistance – Announcement Trailer | PS4
本編「Terminator: Resistance」は、映画「ターミネーター」と「ターミネーター2:審判の日」で描かれた未来戦争を舞台にしています。
人類の存亡をかけた戦いに身を投じ、機械軍との決戦を追体験できる内容です。
映画ではわずかに描かれた「未来戦争」を、自らの視点で体験できるのが大きな魅力です。
映画ターミネーター
1984年のロサンゼルスを舞台に、機械軍が人類のリーダー誕生を阻止しようと送り込んだターミネーターと、人間の抵抗軍の戦いを描きます。
ターミネーター2 [DVD]
1994年のロサンゼルス。未来のリーダーとなるジョン・コナーを狙う最新型ターミネーター“T-1000”と、彼を守るため送り込まれた“T-800”との壮絶な戦いを描いた名作です。
「Terminator: Resistance」は、ゲーム単体でも迫力のある作品ですが、DLCや映画シリーズと一緒に楽しむことで、物語の奥行きをより強く感じられます。
作品の背景を知ることで、ゲームの世界がさらに鮮やかに広がるでしょう。
Terminator: Resistanceの類似作品の紹介

「Terminator: Resistance」を楽しめたなら、次に何を遊ぶかは、どの要素に心が動いたかで変わります。
物語の濃さや終末世界の探索、一人称視点の射撃を重んじるかで選び方が違ってきます。
ここでは近い手触りを持つ類似作を挙げます。
- 「RoboCop: Rogue City」(2023年)
対応機種:PS5/Xbox Series X|S/PC。
開発は「Terminator: Resistance」と同じTeyonです。
80年代の映画世界を丁寧に再現し、探索や寄り道任務、能力成長で物語が広がります。 - 「メトロ エクソダス」(2019年)
対応機種:PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC
核戦争後のロシアを舞台にした物語主導の一人称視点型です。
荒廃地帯の探索、資源管理、製作の重みが高く、直線的な章構成と広い区域の組み合わせが特徴です。 - 「Fallout 4」(2015年)
対応機種:PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC 終末世界を自由に旅する大規模な冒険活劇です。
廃墟の探索や収集と製作、勢力との駆け引きが濃く、「Terminator: Resistance」と通じる手触りを多く備えます。
映画原作の空気を濃く味わいたいなら「RoboCop: Rogue City」がとくに有力です。
緊張感のある生存と物語の重さを求めるなら「メトロ エクソダス」が合います。
長く腰を据えて拠点づくりや装備整えを楽しみたい方には「Fallout 4」をオススメします。
自分が何に心を動かされたのかを確かめてから選ぶと、次の一作がいっそう輝きます。
Terminator: Resistanceのよくある質問

- 続編の予定はあるの。
- 2025年9月現在、公式の続編発表は見当たりません。
とはいえ本作はとくに原作ファンから高い支持を受けていて、次作を望む声は強い状況です。
開発側がこの反応を無視し続けるとは考えにくく、将来的な展開の余地は残っているでしょう。
新情報が示された際は、物語の舞台となる「未来戦争」をさらに掘り下げる形に期待が集まります。
焦らず続報を見守るのが現実的な向き合い方といえます。
- Enhanced版って何が違うの。
- Enhanced版(強化版)は主にPlayStation 5向けの上位版です。
読み込み時間が短くなり、移動ややり直しの待ちが大きく減ります。
映像は解像度と滑らかさが向上し、安定した描写(60fps)がねらえます。
DualSenseの機能にも対応し、引き金の重さの変化や細かな振動で射撃や装填の感触が伝わります。
これから始めるならPS5のEnhanced版がオススメです。
PCは設定しだいで同等以上の描写と快適さを実現できる点も覚えておくと良いでしょう。
- クリアまでの目安はどれくらい。
- 主線のみを追うとおおよそ10~15時間です。
寄り道の任務や探索を丁寧に進めれば、総時間は自然に伸びていきます。
結末が分岐する仕組みのため、別の選択を試す周回にも手ごたえがあります。
濃い物語体験を短めの時間で味わえる構成といえるでしょう。
- 難易度は厳しいの。
- 難易度は複数から選べるため、アクションが得意でない人も低い段階なら物語中心で楽しめます。
序盤は隠れて進む場面が多く緊張が続きますが、中盤以降は強力な武器がそろい反撃の爽快感が増します。
成長要素と製作もあり、腕前だけでなく育成と準備で道が開けます。
最高難度は歯ごたえ十分で、撃ち合いに慣れた人には挑み甲斐があるでしょう。
自分に合う設定で始め、少しずつ段階を上げていく進め方が無理のない選択です。
まとめ
この記事では「Terminator: Resistance」の評価を、多角的な視点から整理してきました。
最後に、選ぶ前に押さえておきたい要点を簡潔に振り返ります。
- 最大の魅力は、映画「ターミネーター」「ターミネーター2」への深い敬意が息づく物語です。
映画で断片的だった「未来戦争」を一人の兵士として追体験できる満足感があります。 - 一人称視点の射撃(FPS)として見ると、敵の動きや操作の癖など粗さも見えます。
そのB級らしさを「味」と受け取れるかどうかが評価を分けます。 - 物語だけなら10〜15時間が目安ですが、寄り道の任務や育成、選択で変わる結末が用意され、遊び方しだいで長く楽しめます。
- とくに映画の空気を大切にする人に向く一作です。
物語重視の人やB級の手触りを好む人にもオススメできますが、最新の大作級の一人称視点の射撃に匹敵する洗練を求める人には合わないかもしれません。
完璧な作品ではありませんが、欠点を補って余りある情熱と「ターミネーター愛」が核にあります。
少しでもこの荒廃した未来に心が動いたなら、恐れずに踏み出してみてください。
機械の脅威と人類の希望が交差する物語が、きっとあなたの中で長く響きます。
PS4「ターミネーター:レジスタンス」をチェックする
PS5「ターミネーター:レジスタンス」をチェックする
Xbox One「ターミネーター:レジスタンス」をチェックする






