「北斗が如く」は、大人気漫画「北斗の拳」と、「龍が如く」シリーズを手がける開発陣によって生み出されたアクションアドベンチャーゲームです。
物語の舞台は、核戦争で荒廃した世紀末の世界。
その中で、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが、愛する婚約者・ユリアの生存情報を追って「エデン」と呼ばれる奇跡の街にたどり着きます。
完全オリジナルのストーリーが展開され、ケンシロウが数々のドラマに巻き込まれていく姿が描かれています。
とくに注目したいのは、「こんなケンシロウ見たことない！」というコンセプトに基づく演出です。
バーテンダー姿や黒服をまとったケンシロウなど、これまでのイメージとは一味違った一面を見せてくれます。
※衣装は追加DLCで入手する必要があります。
戦闘システムは、「龍が如く」シリーズの迫力あるアクションをベースに、北斗神拳の奥義を組み合わせた爽快なバトルが楽しめます。
おなじみの北斗百裂拳をはじめ、さまざまな必殺技を簡単な操作で繰り出すことができるため、誰でも伝承者になったかのような気分で戦えます。
また、敵が倒されると「ひでぶ」「あべし」といった、原作でおなじみのセリフが文字として登場。
これらがアイテムとして活用できる、遊び心あふれる仕掛けも盛り込まれています。
ゲームシステムは「龍が如く」を踏襲していて、メインストーリー以外にもサイドミッションや多彩なプレイスポットが用意されています。
歓楽街アドベンチャーの要素が、世紀末の世界観と融合し、没入感をさらに高めてくれます。
さらに、広大な荒野をバギーで探索する要素も追加されていて、自由度の高いゲームプレイを楽しめるのも大きな魅力です。
この記事では、「北斗が如く」の基本的な情報はもちろん、新システムの内容ややり込み要素まで丁寧に解説していきます。
「北斗の拳」ファンにとっては懐かしさと新しさを感じられる作品であり、「龍が如く」シリーズのファンにとっても新鮮な体験となる一本です。
両者の魅力が融合した、かつてない異色の作品をぜひ体験してみてください。
北斗が如くとは？基本情報と注目ポイント
本作はPlayStation 4専用ソフトとして発売されました。
発売から時間が経過し、よりお求めやすい新価格版も登場しています。
| 対応機種 | PlayStation 4 |
| 発売日 | 通常版: 2018年3月8日新価格版: 2019年8月8日 |
| 通常版価格（発売時） | 8,390円（税別） |
| 新価格版価格 | 3,490円（税別） |
| 発売元 | 株式会社セガゲームス（現・株式会社セガ） |
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| 対象年齢 | 17歳以上（CERO D） |
原作とは異なる物語と進化した戦闘システム
「北斗が如く」は、原作「北斗の拳」の世界観を土台にしながらも、完全に新しい展開を楽しめる作品です。
舞台は、荒れ果てた世界に奇跡のように存在する街「エデン」。 最愛のユリアを探し続けるケンシロウは、この地で多くの人々と出会い、やがて大きな陰謀に巻き込まれていきます。
とくに注目すべきは、原作とは異なる形で登場するキャラクターたちです。
ジャギ／シン／ラオウといったおなじみの強敵（とも）たちが、まったく違った立場や姿で現れる点も、原作ファンにはたまらない魅力となっています。
戦闘システムは「龍が如く」シリーズの爽快感をそのままに、北斗神拳ならではの「秘孔アクション」が加わった独自のバトルが展開されます。
連続攻撃を命中させることで敵が「秘孔状態」になり、そこに合わせてタイミングよくボタンを押すことで「ジャスト秘孔」が発動。
これにより、敵の動きを封じたり、大ダメージを与えたりと、戦局を一気に有利に運ぶことができます。
また、北斗百裂拳などの奥義も、複雑な操作なしで発動可能。
アクションゲームが苦手な方でも、伝承者になりきって悪党をなぎ倒す爽快感を存分に味わえます。
通常版と限定版の違いと選び方
「北斗が如く」には、通常版のほかに、数量限定で販売された「世紀末プレミアムエディション」が存在しました。
この限定版の価格は11,390円（税別）で、豪華な特典が数多く用意されていて、ファンにとっては見逃せない内容でした。
主な特典には、ケンシロウの見た目を「龍が如く」シリーズの主人公・桐生一馬に変更できるスキンや、アニメ版の主題歌「愛をとりもどせ!!」などの楽曲をゲーム内で使用できるBGMセットが含まれます。
さらに、戦闘時に役立つ装備アイテム「宿星護符」なども同梱されていて、作品をより深く楽しみたい方にはオススメの内容でした。
「北斗が如く」のやり込み要素＆攻略の深さを徹底解析
「北斗が如く」は、メインストーリーだけで終わらない、奥深いやり込み要素が魅力の作品です。
「龍が如く」シリーズで培われた自由度と遊びごたえが、世紀末の世界にしっかりと組み込まれています。
ここでは、物語をクリアした後も長く楽しめる、本作のやり込み要素や攻略のポイントについてご紹介します。
豊富なサイドミッションと個性豊かなミニゲーム
物語の舞台となる街「エデン」とその周辺には、メインストーリー以外にもさまざまな「サイドミッション」が用意されています。
困っている人を助けたり、悪党を退治したりと内容は多岐にわたり、ケンシロウの人間味あふれる一面も楽しめます。
中でも注目なのが、ユニークなミニゲームの数々です。
ケンシロウがバーテンダーになって客の悩みを聞いたり、ゲームセンターで懐かしの名作を遊んだり、バギーでレースに参加したりと、思わず笑ってしまうような遊びが満載です。
とくに話題なのが「ケンシロウ・クリニック」。
白衣姿のケンシロウが、リズムゲーム形式で患者の秘孔を突いて治療するという異色の内容で、原作では見られない姿を楽しめます。
そのほかにも、「あべしっ！」という断末魔を収集する「あべしコレクション」、バギー用パーツの収集、旧世界のゲーム機を集める要素など、細かい収集要素が充実しています。
これらすべてをコンプリートするにはかなりの時間が必要となり、じっくりと遊びたい方にはオススメの内容です。
戦闘の奥深さと選べる難易度
戦闘は単なる連打ではありません。
敵の動きを見極め、タイミングよく秘孔を突くことで、スタイリッシュかつ戦略的なバトルが展開されます。
「ジャスト秘孔」が決まると敵の動きを止めたり、大ダメージを与えたりと、一気に優位に立てるため、操作の上達が実感できる仕組みです。
難易度は複数用意されていて、アクションが苦手な方でも楽しめる設計となっています。
同じバトルで苦戦した場合、通常モードであれば一時的に難易度を下げて再挑戦することも可能です。
ただし、EX-HARDなどの一部高難易度モードは途中で変更できません。
一方、腕に覚えのあるプレイヤーには、高難易度モードが用意されています。
ここでは敵が非常に手ごわくなり、秘孔の活用や奥義の使いどころを見極める戦略が不可欠になります。
さらに、ストーリーをクリアすると「エンドレスエデン」モードが解放され、自由に街や荒野を探索できるようになります。
このモードでは、やり残したサイドミッションの完遂や、最強の敵への挑戦などが楽しめるため、最後まで飽きずに遊び尽くせます。
やりこみ派にオススメの攻略法と楽しみ方
「北斗が如く」を徹底的に楽しみたいなら、まずはサイドミッションの攻略がカギです。 経験値や貴重なアイテムを入手できるだけでなく、強力な装備や新たな技の獲得につながることもあります。
次に、バギーのカスタマイズによって探索範囲を広げることも重要です。 地図を手がかりに隠されたお宝を探し出し、素材を集めて装備を強化することで、難敵との戦いにも対応できるようになります。
戦闘面では、「ジャスト秘孔」をマスターすることが上達の近道です。 雑魚敵は一撃で倒せる爽快感があり、ボス戦では大きなアドバンテージになります。
また、「勲章」と呼ばれる達成要素をすべてコンプリートすることも、やりこみ派にとっての大きな目標です。 メインストーリーはもちろん、ミニゲーム／収集／サイドミッションと、あらゆる要素が詰め込まれている本作。
自分なりの目標を立てて、荒れ果てた世界を余すことなく堪能する。 それこそが「北斗が如く」の醍醐味と言えるでしょう。
PlayStation 4版「北斗が如く」の評価と操作感の調査
「北斗が如く」は、PlayStation 4専用として開発されたタイトルです。
そのため、ゲーム全体の完成度や操作性は、ひとつの機種に特化した強みとともに、課題も明らかになっています。
ここでは、PS4版の特徴やプレイヤーからの評価、操作感について詳しくご紹介します。
グラフィックの評価は分かれるが、演出は高評価
本作のグラフィックに関しては、発売当時の水準で見ても意見が分かれるところです。
「龍が如くスタジオ」の代表作である「龍が如く6 命の詩。」や「龍が如く 極2」では、最新の開発技術が使われていましたが、「北斗が如く」ではその差を感じるという声もあります。
とくに、キャラクターのモデルは丁寧に作られている一方で、街の風景や背景に関してはやや簡素で物足りないという意見が見受けられます。
ただし、ムービーシーンの演出や、原作の世界観を忠実に再現したビジュアルは高い評価を得ていて、戦闘中の演出も迫力があります。
とくに「秘孔」や奥義発動時の動きには緊張感があり、戦いの場面を一段と盛り上げてくれます。
操作感は「龍が如く」シリーズのファンに馴染みやすい設計
操作システムは、「龍が如く」シリーズに慣れている方であれば、すぐに馴染めるつくりになっています。
一方で、戦闘のテンポに関しては賛否が分かれていて、「動きが重く感じる」「テンポが悪い」といった指摘もあります。
また、カメラの動きが固定されている場面では、敵の動きが見えづらく、戦いにくいと感じる場面もあります。
それでも、敵に秘孔を突いて一気に形勢を逆転させる爽快感や、数々の奥義を決める手ごたえは、本作ならではの魅力です。
さらに、アクションが得意でない方でも楽しめるように、秘孔を自動で突いてくれる「オート秘孔モード」が搭載されています。
こうした配慮は、幅広いプレイヤーに向けた工夫と言えるでしょう。
ロード時間や快適性には改善の余地も
ロード時間については、場面の切り替えやイベント発生時に若干の待機が発生します。
この点については、快適性を重視するプレイヤーから不満の声があがることもあります。
ただし、PS4 ProやSSD対応の環境では改善傾向が見られるといった報告もあります。
PS4で体験できる唯一無二の「北斗の拳」世界
全体を通して見れば、PS4版「北斗が如く」は一部に粗さを残しながらも、「北斗の拳」の世界にどっぷりと浸れる作品です。
ケンシロウになりきって世紀末を駆け抜ける体験は、他では味わえません。
アクション性、演出、原作再現度のバランスをうまく取っていて、ファンにとっては十分に満足できる内容です。
多少の不満点を差し引いても、PS4ならではの魅力が光る一本と言えるでしょう。
「北斗が如く」の評判・ネット上での反応
「北斗が如く」は、「北斗の拳」と「龍が如く」という異色の組み合わせによって大きな注目を集めた作品です。
実際にプレイした人たちからは、さまざまな感想や評価が寄せられていて、その受け止められ方は一様ではありません。
ここでは、ネット上で見られる声をもとに、良かった点・気になる点の両面から本作の評判をまとめました。
まず好意的な意見として多く見られるのが、原作とは異なる「完全オリジナルストーリー」の新鮮さです。
「もし北斗の拳のキャラクターたちが”龍が如く”の世界にいたら？」というIF設定が、多くのファンに受け入れられました。
おなじみのキャラクターが意外な姿で登場する展開に、ワクワクしたという声が目立ちます。
また、戦闘システムに関しても評価が高く、「秘孔アクション」を中心としたバトルは爽快感があるとの意見が多数見受けられます。
操作が簡単で、北斗神拳の奥義を誰でも気軽に繰り出せる点は、原作ファンにとっても魅力的です。
「ジャスト秘孔」が決まったときの一撃の爽快さには、多くのプレイヤーが満足感を得ているようです。
やり込み要素の豊富さも好評です。
サイドミッションやミニゲームに熱中しすぎて、メインストーリーが進まなかったという声もありました。
バーテンダー姿のケンシロウや、バギーで荒野を走るレースなど、シリアスな物語とのギャップが楽しいという評価も多く見られます。
さらに、原作の名セリフやBGMなど、随所に散りばめられた細かい演出にも原作愛が感じられると好意的に受け止められています。
その一方で、否定的な意見も少なくありません。
とくにストーリー展開については評価が分かれ、「物足りなかった」「設定に無理がある」といった感想が見られました。
せっかくのオリジナルストーリーでありながら、盛り上がりに欠けたと感じた人もいたようです。
戦闘システムについても、「単調」「動きが重い」といった批判がありました。
最初は新鮮だった秘孔アクションも、繰り返すうちに作業的に感じてしまうという声があり、テンポの悪さを指摘する意見も目立ちます。
また、敵が硬すぎて爽快感に欠けると感じるプレイヤーもいたようです。
さらに、ゲーム全体に「お使い感」が強いという点も不満として挙げられています。
序盤では、目的地を何度も行き来させられる展開が多く、テンポを悪くしているとの指摘がありました。
街の規模が思ったほど広くなく、ボリューム不足と感じた人もいます。
そのほか、「グラフィックが期待ほどではなかった」「カメラワークが不便」といった、技術面への不満も見られました。
このように「北斗が如く」は、斬新なコラボや遊び心ある要素には高い評価が集まる一方。
ストーリーの完成度やアクションゲームとしての操作性において、一部のプレイヤーの期待に応えきれなかった面もあることがわかります。
それでも「北斗の拳」の世界で自由に遊べるという唯一無二の魅力が、多くの人を惹きつけた作品であることは間違いありません。
「北斗が如く」の総合評価
「北斗が如く」は、「北斗の拳」と「龍が如く」という、まったく異なる世界観を持つ人気作品が融合した、非常に意欲的なゲームです。
この異色のコラボレーションが実現した時点で、多くのファンの注目を集めましたが、その評価はプレイヤーが何を求めているかによって大きく分かれる結果となりました。
とくに評価されているのは、「もしケンシロウが”龍が如く”のような世界にいたら？」という大胆な仮定をもとに描かれた、完全オリジナルの物語です。
原作でおなじみのキャラクターたちが新たな設定で登場し、荒廃した世界に突如現れた奇跡の街「エデン」を舞台に、まったく新しいドラマが展開されます。
この斬新なアプローチは、原作ファンにとっても大きな驚きと新鮮さを与える要素となっています。
また、「龍が如くスタジオ」ならではの寄り道要素も健在です。
サイドミッションや各種ミニゲームといったプレイスポットの豊富さは、ストーリーを忘れて夢中になってしまうほど。
バーテンダーや医者として活躍するケンシロウなど、原作ではまず見られない姿が満載で、作品にユーモアと広がりをもたらしています。
戦闘においては、北斗神拳をゲームシステムに落とし込んだ「秘孔アクション」が注目されています。
敵の秘孔を的確に突くことで一撃必殺が決まる快感は、他のどのアクションゲームにもない独自の魅力と言えるでしょう。
しかしながら、全体の評価は決して一枚岩ではありません。
とくにストーリーに関しては、「新しさがあって良かった」とする声がある一方で、「展開に物足りなさを感じた」「ご都合主義が気になった」といった厳しい意見も見受けられました。
戦闘アクションも、最初こそ爽快感を楽しめるものの、進行とともに「単調に感じる」「テンポが悪い」といった不満を抱くプレイヤーも少なくないようです。
さらに、グラフィックやカメラワークなどの技術面においても、同スタジオが手がけた他作品と比べて見劣りするとする声が散見されました。
まとめると、「北斗が如く」は完璧な作品とは言えないかもしれませんが、それでも他に類を見ない個性と魅力を備えたタイトルであることは確かです。
「北斗の拳」と「龍が如く」、ふたつの強力な作品が交わることで生まれた新しいエンターテインメントは、あらゆる面で挑戦的であり、遊び心にあふれています。
原作の再現にとどまらず、あえて新しい物語や表現を取り入れた本作は、とくにコアなファン層にとっては深く楽しめる可能性を秘めた作品です。
既存の枠にとらわれず、新しい体験を求める人にこそ、ぜひ手に取ってほしい一作と言えるでしょう。
PS4「北斗が如く」をチェックする
「北斗が如く」はこんな人にオススメ
ここまでご紹介してきた内容をふまえ、「北斗が如く」はどのようなプレイヤーに向いている作品なのかをまとめました。
購入を迷っている方は、自分の好みに合っているかどうか、ぜひ参考にしてください。
次のような方に、とくにオススメです。
- 「北斗の拳」と「龍が如く」の両方が好きな人
二つの人気作品が融合した世界観は、どちらのファンにとっても夢のような舞台です。
ケンシロウの声を「龍が如く」の桐生一馬でおなじみの黒田崇矢さんが担当している点も、ファンには見逃せない魅力です。 - 原作とは異なる「もしも」の物語を楽しみたい人
本作は原作の展開を再現するのではなく、まったく新しいストーリーが描かれます。
「もしラオウがこういう形で登場したら？」「もしジャギと違う関係性だったら？」といった、意外性のある展開を楽しめる方にぴったりです。 - やり込み要素の多いゲームをじっくり遊びたい人
サイドミッションやミニゲーム、収集要素などが充実していて、メインストーリーだけでは終わりません。
荒廃した世界をすみずみまで探索しながら、長く楽しめる一作を求めている方に最適です。 - ユーモアや遊び心に寛容な人
原作のシリアスな展開とユーモラスなダジャレやギャグのギャップを楽しめる人にもとくにオススメです。
バーテンダーになるケンシロウや鉄骨野球などの演出には、思わず笑ってしまうような遊び心が感じられます。
このように「北斗が如く」は、アクションの手応えを楽しみたい方から、原作の枠を越えた新たな展開にワクワクしたい方まで、さまざまな楽しみ方ができる作品です。
少しでも気になった方は、ぜひ一度プレイして、その世界観を体験してみてください。
「北斗が如く」の関連情報
ゲームソフト「北斗が如く」は、「北斗の拳」の世界と「龍が如く」シリーズの魅力が融合した作品として話題を集めました。
その世界観をより深く味わいたい方のために、公式が公開している映像コンテンツを紹介します。
PS4専用ソフト「北斗が如く」TGSロングトレイラー
東京ゲームショウで公開されたロングトレイラーでは、荒廃した世紀末の世界で展開されるケンシロウの新たな物語が映像化されています。
原作ファンはもちろん、初めて触れる方にも作品の雰囲気が伝わる映像です。
PS4「北斗が如く」対談！（原哲夫×黒田崇矢×佐藤大輔）
原作漫画家の原哲夫先生と、ケンシロウ役の黒田崇矢さん、プロデューサーの佐藤大輔さんによる対談映像です。
作品に込めた思いや制作の裏話が語られており、ファンにはたまらない内容となっています。
「北斗が如く」の遊び方が分かる動く取扱説明書 世紀末歓楽街「エデン」編
世紀末の歓楽街「エデン」での探索や生活の要素について紹介されています。
物語を進めるうえで欠かせないポイントを映像で理解できます。
「北斗が如く」の遊び方が分かる動く取扱説明書 バトル上級編
ケンシロウの多彩な奥義やバトルテクニックを学べる映像です。
実戦で役立つ応用技術や攻略のヒントが盛り込まれています。
「北斗が如く」は、ゲーム本編だけでなく、関連映像にも多くの魅力が詰まっています。
制作の裏側やプレイのコツを知ることで、より深く作品世界に入り込むことができます。
これからプレイする方も、すでに楽しんでいる方も、ぜひ一度これらの映像をチェックしてみてください。
「北斗が如く」の類似作品の紹介
「北斗が如く」は、「北斗の拳」の世界観に「龍が如く」シリーズのゲームシステムを組み合わせた、非常にユニークな作品です。
このゲームを楽しめた方には、開発チームが共通している作品や、世界観・ゲーム性が近い作品もきっと魅力的に映るはずです。
ここでは、そんな方に向けてオススメの類似タイトルをいくつかご紹介します。
- 「龍が如く0 誓いの場所」（2015年）
対応機種：PlayStation 3、PlayStation 4（2025年にはNintendo Switch 2向けDirector’s Cut版も登場）
「北斗が如く」の戦闘システムの原型といわれているのが本作です。
バブル景気時代の日本を舞台に、若き日の桐生一馬と真島吾朗の物語が描かれます。
複数の戦闘スタイルの切り替えや、豊富なミニゲームが魅力です。 - 「龍が如く6 命の詩。」（2016年）
対応機種：PlayStation 4、Xbox One、Steam
「北斗が如く」と近い時期に開発された作品で、グラフィック表現や演出の方向性も類似しています。
桐生一馬の最終章として位置づけられた物語と、街中を自由に動きながらシームレスに戦えるシステムが特徴です。 - 「北斗無双」（2010年）
対応機種：PlayStation 3、Xbox 360
「無双」シリーズらしい「一騎当千」の爽快感を楽しめる作品です。
原作をなぞる「伝説編」と、オリジナルストーリーが展開される「幻闘編」があり、ケンシロウをはじめとするキャラクターを操作して多数の敵をなぎ倒していく快感が味わえます。 - 「真・北斗無双」（2012年）
対応機種：PlayStation 3、Xbox 360、Wii U
前作よりも登場キャラクターや演出が強化された続編です。
ケンシロウ以外にもラオウ、トキなどの人気キャラクターを操作でき、それぞれ異なる奥義や戦闘スタイルを楽しめます。
これらの作品は、「北斗が如く」のようにキャラクターの魅力を活かした演出や、やり込み要素の充実した構成が共通しています。
気になる作品があれば、ぜひプレイして、また新たな体験を味わってみてください。
「北斗が如く」のよくある質問
- 「北斗が如く」に続編はあるのでしょうか？
- 2025年7月現在、続編の発表はされていません。
「北斗が如く」は本作だけで物語が完結していて、単体で十分に楽しめる内容となっています。
作品自体が非常にユニークなコラボレーションであったため、続編を望む声は多く見られますが、今のところその可能性は明らかにされていません。
- アクションゲームが苦手でも楽しめますか？
- はい、問題ありません。本作では複数の難易度が用意されていて、もっとも易しい「かんたん」モードであれば、アクションが苦手な方でもスムーズに物語を進めることができます。
また、難易度選択は自由に変更でき、もっとも簡単な「かんたん」モードや、秘孔アクションを自動で行ってくれる「おまかせ秘孔モード（オート秘孔）」も搭載されているため、アクションが苦手な方も安心してプレイできます。
- プレイ時間はどのくらいかかりますか？
- プレイスタイルによって変わります。メインストーリーのみを進める場合は、おおよそ20時間程度でのクリアが見込めます。
一方で、サイドミッションやミニゲーム、収集要素などをすべてじっくり楽しみたい方は、50時間から100時間以上かかることもあります。
物語をクリアしたあとには、自由に世界を探索できる「エンドレスエデン」モードも解放されるため、やり込み派にも満足できるボリュームです。
まとめ
この記事では、「北斗が如く」の評価について、基本情報からやり込み要素、ネット上の声まで幅広くご紹介してきました。
最後に、本作の魅力や注意点をあらためて整理しておきます。
- 「北斗の拳」の世界観に、「龍が如く」シリーズのシステムを掛け合わせた、他に類を見ないアクションアドベンチャー作品です。
- 物語は原作の流れをなぞるのではなく、まったく新しい「もしも」の展開を描いたオリジナルストーリー。
この挑戦的な構成は好評を得る一方で、展開に物足りなさを感じる人もいて、評価が分かれるポイントとなっています。 - 北斗神拳の魅力を活かした「秘孔アクション」は爽快そのものですが、繰り返しが多く、戦闘が単調に感じる場面もあります。
難易度が選べるため、初心者から熟練者まで幅広く楽しめる設計です。 - 「龍が如く」シリーズと同様、サイドミッションやミニゲームが非常に充実していて、本編以上に熱中するプレイヤーも少なくありません。
長くじっくり遊びたい方にはとくにオススメです。 - 「北斗の拳」と「龍が如く」の両方の作品が好きな方、原作では見られない展開を楽しみたい方、やり込み要素を重視する方には、強くオススメできる内容です。
- 一方で、原作に忠実な再現や、最新の映像表現だけを求める方、テンポの良い戦闘だけを期待している方には合わない可能性があります。
全体として、「北斗が如く」は、粗削りな部分がありながらも、それを上回るほどの強烈な個性と遊び心にあふれた作品です。
少しでも心を動かされた方は、ぜひケンシロウとなって、奇跡の街「エデン」での新たな冒険に踏み出してみてはいかがでしょうか？
PS4「北斗が如く」をチェックする
